健康診断を受けましょう。
早期発見しましょう。
とよく言われています。
ここで、数値の捉え方には性格が出ます。
「少し高めです。」
と同じ数字だったとしても、それぞれの行動も異なってきます。
あなたなら、どんな行動をとりますか?
1、ある人は、心配になって、慌てて病院に行き、
まだ少し高めなのに、用心をして薬を出してもらいます。
2、ある人は、まずは自分の生活習慣を振り返ってみよう。
と健康教室に出たり、自分で取り組んでみようとします。
3、ある人は、少し高めだから、わるくなってから病院に行くとよいだろう。
と思って何もしません。
いろいろ周りの声を聞くと、2、の人はまだまだ多くはないようです。
3、の人は多いです。
健診結果の紙をもらったけれども、見ただけで、何もしない人です。
この人は、酷くなる前に未病を治すことができたかもしれないのに、
何か症状が出るまで、ほっておくケースが多いです。
同じ数値でも、行動を間違えると、進む道が異なってきます。
この時、健康診断をする方にも責任があります。
自治体や、企業では、国の方針だからと健診をさせますが、
結果の説明会などないところが多いのです。
健康診断に高いお金を使っていますが、
大学受験だと、傾向と対策を練りますが、それがないのです。
また、1、の人は、薬を飲む段階ではないかもしれないけれども、
心配なタイプです。
このタイプの人も、ちゃんと健診結果の説明をしてもらえば、
そう慌てて薬を飲むこともなくなるでしょう。
残念ながら、自治体でも、この健康診断の結果説明会はしないところも多いです。
なぜなら、早期発見のための受診率を上げる為の分析などに、
予算が使われる傾向にあるからです。
健康教室の予算がとれないと、後回しになってしまいます。
企業でも、アンケートをとると、健診数値の見方や対処法を知りたい。
という声も多いです。
ですが、誰かが行ってくれることを待つより、自分で行動した方が早いです。
1と、3の人も、自分で生活習慣を振り返って、
より良い改善に取り組むことをお勧めします。
せっかく健康診断が行われて、お金が使われているので、
自分の為になるように、行動を開始しましょう。
#健康診断