悪玉と言われているLDLコレステロールですが、
本当にそんなに悪玉なのでしょうか。
良いところはないのでしょうか?
LDLコレステロールは悪玉と言ってしまっては、LDLコレステロールに失礼です。
なぜかというと、
コレステロールは、細胞膜やホルモンや胆汁酸を作ったり、
身体にとってなくてはならない物です。
ですが、油なので、血液に溶けません。
そのままだと、働くことができないのです。
そこで登場するのが、コレステロールが血液に溶けて、
ちゃんと働けるように、運搬してくれるのがLDLコレステロールです。
宅急便屋さんのトラックのようなことをしてくれます。
必要な細胞に運んでくれるのです。
こんな大事なお仕事をしてくれるのに、
悪玉と言ってはかわいそうです。
ですが、そのトラックが錆びて動かなくなってしまっては、
コレステロールを運ぶことができなくなってしまいます。
そのような錆びて働かなくなってしまったコレステロールが問題で、
それを酸化型LDLコレステロールと言います。
そして、その酸化型に変えてしまっているのが、
乱れた生活習慣や心の持ち方などです。
ちゃんと、トラックも整備して点検していれば、
安全に、長く使うことができます。
同じように、私達もLDLが安心して働けるように、
自身をメンテナンスすることが大事なのです。
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