トリグリセリドとは何かというと、9割以上が中性脂肪です。
よって、トリグリセリドが多いと言われたら中性脂肪が多いと考えます。
特定健康診断では、中性脂肪(トリグリセリド):150mg/dlを基準値としています。
中性脂肪を運んでくれるリポタンパク質
中性脂肪は食べ物や、肝臓でも作られます。
そして、エネルギー源となって運搬されます。
ただ、脂質なので、水に溶けません。
そこで、この中性脂肪を水に溶けるリポタンパク質にして血液中を運搬します。
この運搬をしてくれるのが、カイロミクロンやVLDLです。
中性脂肪を運搬してくれる、トラックのようなものと考えるとよいでしょう。
例えば、魚が大量でトラックに積んだとしましょう。
でも、獲れ過ぎると、次々にトラックに積まなければならなくなってしまいます。
そうすると、売れなかった魚は腐ってしまいます。
同じように目の前の食べ物を食べ過ぎていないでしょうか。
食後すぐに食べるとお掃除できない
先ほどのトラックも、いつも荷物でいっぱいだとお掃除もできません。
同じように、いつも食べていると、血管もお掃除できないです。
よって、ご飯を食べたら、何も食べない時間を作りましょう。
間食しないで、消化がスムーズに進むと、アディポネクチンが働けます。
アディポネクチンは動脈硬化を予防してくれる物質です。
間食をやめなくても、まずは食後90分位何も食べない時間を作ってみましょう。
まとめ
トリグリセリド(中性脂肪)の値が高くなって、肥満気味の時は、
身体の中の流通機構がちゃんと機能しなくなっている可能性があります。
ですが、難しいことは考えずに、いつも食べていないで、
少し休めさせてあげることが大事です。
そうすると、血管もお掃除されて、肥満が解消されていきます。
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