2019年4月1日、新元号「令和」が発表されました。
万葉集梅の花の歌32首の序文から引用されたようです。
「初春の令月(れいげつ)にして、気淑(よ)く風和(やわら)ぎ、梅は鏡前の粉(こ)を披(ひら)き、蘭は珮後(はいご)の香を薫(かお)らす」
令月とは、大辞林 第3版の解説に次のように書かれています。
①何事をするのにもよい月。めでたい月。よい月。
② 陰暦二月の異名。
初春の歌です。
春は漢方医学では、東から太陽が昇ってくる、木気が盛んになる季節と捉えます。
やる気も高まる季節です。
オリンピックも迫ってきて、新しく年号も変わり、国民も気持ちが高まってきているのではないでしょうか。
この時、気を付けなければならないことは、頑張りすぎたり、ストレスも生じやすいということです。
その時は、気淑(よ)く風和(やわら)ぎの春の陽気をイメージしながら、心を平生に保ちたいものです。
漢方医学では、私たちは自然の一員と考えます。
万葉集など国書から、自然と共に生きることを学び、健康面でもめでたい日々を志しましょう
#新元号 #令和
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