西洋医学的な考えでは、病名に沿って、治療が進められます。
コレステロール値が高すぎるなら内科、膝が痛い、整形外科に行きますね。
そうすると、コレステロール値が高くて内科にいくと、
コレステロール値のことだけが治療目標となります。
しかし、膝が痛いということと、コレステロールが高すぎることは、全く関係がない訳ではありません。
機械のように、部分の寄せ集めが体ではなく、全体の働きの中に、部分が関連し合っていると東洋医学では考えます。
気になる症状が繋がっている場合が多いのです。
実際、次のような話もいただいています。
「コレステロールの数値を改善する、体操などメニューを行ってもらったら、今年は花粉症も出ていません。」
「一を知るとすべてに通じると」、と言っていた宮本武蔵の言葉のようです。
よって、運動、食事、心の持ち方などからも、いろんな症状が同時に改善していくことが可能です。