膝痛を年のせいだと諦めていませんか?
「年のせい」とは、時には治る為の道を閉ざしてしまうことさえあります。
「年のせい」と言って、そこで立ち止まったまま、前に進もうとしない方が多いように思います。
武道では「居着き」と言って、止まってしまうと致命傷となります。
切られて命をなくすことにもなりかねないからです。
膝痛のことを「年のせい」と多くの方が気軽に口にしています。
そして、「年のせい」と言って、やってもしょうがない。
と平気で諦める方が多いのです。
原因がよくわかってないのに、手術をして、あとで後悔しないように、
手術は、あの手この手でダメだった時の最後の最後の切り札なのです。
と言っても、膝痛の方のお話を聞いてもあの手この手をしている方はほとんどいません。
あの手この手の一手でこのブログを読んでいる方は、ここから大きく改善の道を切り開いていただきたいです。
年のせいだから治らないと誰かに言われたのですか?
言葉によって、その人の運命を変えてしまうことがあります。
良いようにも、悪いようにも。
子供などは、よく小さい時に言われたことがトラウマになって潜在意識に残り、大人になってからいろんな壁にぶち当たることもあります。
私達は言葉を発するときは、他人の運命まで変えてしまうことがあるので、相当吟味して言わなければなりません。
それくらい慎重にならなければならないのです。
そうすると時には、相手のことを考えるあまり、言葉が出なくなってしまうことさえ出てくるはずです。
言葉を発するということは、言霊と言って、言+霊と書くように、本来は素晴らしい霊力を持った言とならなければいけないのです。
相手の方に良い影響を及ぼすような言葉が出てくるようでなければなりません。
その為には日常生活の生き方が大事になってきます。
よって、「年のせいだから」と誰かに言われた時は、その方は信ずるに値する方か、良く観察してみるとよいでしょう。
本当にこの方は、自分をより良くしようと思って言っているのか。
私達は、学校の先生から「目を見て話しなさい。」と言われたものです。
話している方の目を見ているとわかるものです。
本当に親身になって下さっているのか。
その言葉を鵜呑みにして、人生が変わってしまうこともあるのですから、私達も真剣に観察する必要があります。
というように、「年のせいだから膝痛は治らない」と言われた時、がっかりする前に、この言葉は本当に神様であったら、そうでいうであろうか。
くらいの気持ちで、聞く姿勢が大事です。
痛い膝をどれくらい観察しましたか?
膝が痛い痛いと悲鳴を上げています。
どうして痛いのか、よく観察してあげましたか?
私達の身体は繊細です。
体重の乗り方はどうでしょうか。
痛くない方と比べて違いはないですか。
膝だけではなく、足先の方まで観察してあげましたか。
逆に、膝だけではなく、もっと上の方、内臓など大丈夫でしょうか。
沢山、膝の話を聴いてあげる必要があるのです。
なぜなら痛い痛いと悲鳴を上げているのですから。
ヒヤルロン酸の注射をして、一時的に悲鳴を聴くことがなくなったとしても、また時間がたつと痛くなる。
膝は一瞬、あれ!と思い悲鳴をやめるかもしれません。
でも、また一週間もすれば痛くなるということは、痛みを紛らわしていただけであって本当に解決してないことになります。
また、痛み止めで強制的に痛みだけを止めていたら、それも身体にとってはストレスです。
無理をして止めていたことが、胃に負担をかけたり腎臓に負担をかけたり他に影響してしまいます。
じっくりと観察することなく手術をしてしまったらどうなるでしょうか?
痛い痛いという悲鳴を上げる元気さえもなくなってしまうかもしれません。
多くの方は、あらゆる方向から見ていません。
ただ、ボーとして電気をかけてもらいに通う毎日であったとしたら、、、
人間の脳は他の動物の脳と違って、大脳新皮質が発達しています。
考える、意識して生活することができるのが人間脳なのです。
最後に
小さい時は、早く立派な大人になりたいと思ったのではないでしょうか。
ですが、大人になったら、全盛期と思える時期は思ったより短く、今度は「年のせい」と諦めて人生の終わりを迎える人が多いように思います。
薬局で働いていた時、統計を取った訳ではないですが、お薬を待っていた患者さんが良く口にする言葉の№1がこの「年のせい」ではないかと思うくらい、よく耳にしました。
膝痛は、「年のせい」から、膝痛の原因を解明する!ということに意識を変えただけで、良くなっていくのではないかと思います。
実際、その場で痛みがよくなる方、正座ができるようになる方、杖を忘れて帰る方など、沢山いらっしゃいます。
そう言えば、皆さん、笑って「痛くない!」「杖忘れちゃった!」とおっしゃいます。
解明して良くなるということは楽しいことなのです。
「年のせい」だと諦めて大きな損をしないように、もっと観察して考えて、人間脳を使いましょう。
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