関節痛

膝に水がたまっているときは運動はしない方がよいか

     

    膝に水がたまって、張れていたり、痛みがあるときは、気持ちも暗く沈みがちです。
    この先、良くなるのだろうかと不安も頭をよぎるかもしれません。

    そうなってくると、だんだん家から出て活動することも、おっくうになることでしょう。
    そして暇にしてじっと家にいると、ついつい余計なものを食べてしまいがちです。

    そうすると太り気味の方はますます太ってしまい、その増えた体重でより膝に負担をかけてしまうことになリかねません。

    このように膝に水がたまった時は、安静にして運動をしない方がよいでしょうか?
    膝の運動はしないにしても、他の運動はしたほうが良いです。

    なぜなら運動不足になると、新陳代謝が悪くなり、回復が遅れてしまう可能性が出てくるからです。
    このような、悪循環にならないよう、膝には負担のかからない運動をご紹介いたします。

    炎症の起こっている部分は休める

    膝に水がたまるということは何らかの炎症が起こっている可能性があります。
    炎症が起こっている部分は、無理に動かす必要はありません。

    そこの部分を治そうとして、炎症が起こっていると捉えるとよいでしょう。
    そこは戦っているので、そっとしておいて、その他の部分を動かして、全身の血流を良くしましょう。

    全身の血液循環をよくして新陳代謝をよくしておくことは大事だからです。
    炎症の起こっているところにも、栄養や酸素がいき渡る必要があります。

    そして、二酸化炭素や老廃物を回収しなければなりません。
    中から治す力を高めるのです。

    運動は激しくなくて良いのです。
    ゆっくりで充分です。

    全身がポカポカ温まるような事をしてみましょう。
    そうすると、気持ちも前向きになってきます。

    じっとしていると、治りが悪いのは血流が悪くなり、気持ちまでも落ち込んでしまいます。
    血流が良くなれば、頭もすっきりして、脳の働きも良くなります。

    悪いところばかり気にして、ストレスになってしまっているかもしれません。
    膝は休めて、別の個所を運動して、血流を良くしましょう。

    膝以外の運動をする

    膝は動かさなくてもいろいろ運動できます。

    呼吸

    呼吸もとても良い運動です。
    呼吸が浅くなると新陳代謝も悪くなります。

    そして、呼吸が浅い時は、猫背になっていたり、姿勢も悪くなっています。
    ゆっくり気持ちよく呼吸をしましょう。

    寝ていて、膝を立てて、ゆっくり気持ちよく腹式呼吸もお勧めです。
    内臓をマッサージしているような感じで、腰のあたりも楽になってきます。

    膝や足の方まで、全身に行き渡るようなにイメージしてみるとよいでしょう。

    同じ姿勢ではなく小さく動かす

    長い間同じ姿勢をしても、血流が悪くなってしまいます。
    立つのが大変なら、坐っていても、上体だけ右に体重を移動してみたり、左に移動してみたり変えてみましょう。

    そうやって、小さな動きを観察することも大事です。
    こうすると痛いな、とかこうすると楽だとわかってきます。

    身体の声を聴くということを多くの方は忘れてしまっているかもしれません。

    脇を伸ばす

    脇もゆっくり伸ばすと気持ちよいです。
    膝の調子が悪い時は、全体に体がこわばっていることが多いです。

    脇伸ばしを気持ちよく行ってみましょう。
    この時も呼吸も一緒に意識すると、より脇が伸びます。

    伸ばすときに、ゆっくり息を吐いてみましょう。

    腰をゆっくり回す

    椅子に座ったまま、ゆっくり腰を回してみましょう。
    膝の調子が悪い時は、膝をかばって、腰にも負担がかかっていることが多いです。

    腰が前後左右と動きますでしょうか。
    動かしてないと、いろいろこわばっていきます。

    腰をゆっくり回していると、足腰もポカポカしてきます。
    その結果、足腰の血流も良くなってきます。

    最後に

    膝に水がたまってしまうと、その部分だけが気になります。
    困ったなあ、どうしよう!

    と膝ばかり、気にしても解決策は出てきません。
    もっと全体に目を向けてみましょう。

    膝の調子を良くするヒントは膝だけにあるのではないのです。
    身体の司令塔は、脳にたくさん集まっています。

    頭が疲れてないでしょうか。
    マイナス面だけを捉えてないでしょうか。

    膝に水がたまったからと言って、自分まで「ダメだ―」と否定してないでしょうか。
    あなたの膝の調子がよくなるように、自己管理しましょう。

    生活習慣を見直してみると、気になるところはありませんか。
    甘いものを摂り過ぎていた!

    夜遅くまで、食べていた!
    そして運動は、症状のある膝は動かさないで行うとよいのです。

    運動は、膝は動かさなくても、全身に連動できる運動はあります。
    また、小さい動きでもよいのです。

    大きく動かすことだけが運動ではありません。
    この機会に、身体の声を聴く習慣をつけることをお勧めします。

    そうすると普段気が付かなかったことにも目が行くようになります。
    膝の痛い理由がわかってくるかもしれません。

    そのようにして、膝の調子が悪いからとがっかりしないで、動かせるところから、血流を良くすることに取り組んでみましょう。

     

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