高血圧の症状と言えば、頭痛、めまい、耳鳴り、立ちくらみなどがよく挙げられます。
その他、サイレントキラーだから、思わぬうちに症状が進んでいる。
とも言われますが、高血圧とは直接関係がなさそうに思われる場所ですが、多くの方が訴える症状があります。
それは「膝の症状」です。
- 膝が痛くて正座ができないです
- 膝に水が溜まって定期的に抜いています
- 今度、ひざの手術をする予定です
- 膝にコンドロイチンの注射をしています
特に膝の前の方が痛いと言われる方が多いのです。
その方々は、内科の高血圧の薬の他に、整形外科に通ってお薬を貰っています。
内科の先生に言うと「体重が減ると良くなりますよ。」
そう言われるようです。
確かに体重が重いと膝に負担がかかってしまいます。
ですが多くの方が訴えるということは、何か意味があるに違いありません。
それではウォーキングをしてと思って、無理をして歩くと益々膝を痛めてしまい、運動不足でまた、体重が増えてしまって。
その悪循環から解放される為の大事なことをお伝えいたします。
膝が痛ければ痛み止めに頼りがちだが、、
膝痛、頭痛、腰痛と痛いとなればすぐに痛みどめを飲まなければと多くの方は思うことでしょう。
常備薬になっている方もいらっしゃうのではないでしょうか。
痛みどめを飲むということはどういうことかというと。
例えば、歯を抜いた時など、痛みどめが出されることがありますね。
痛くて眠れないとか、痛くて仕事どころではないと、痛いことが生活の質を下げてしまいます。
そこでその痛みに気が取られないように薬で痛みを抑えます。
苦痛はやわらぎます。
その間に自然治癒力が高まって治るのを待ちます。
この時、やはり痛み止めにも副作用があります。
胃に負担がかかるので胃薬を追加しておきますね。
と言って胃薬が出されます。
また、急に痛みを止める為に多くのエネルギーが使われますので、その時に活性酸素が生じます。
活性酸素が出過ぎると、からだを錆びさせたり、新陳代謝が悪くなります。
高血圧など生活習慣病は、新陳代謝が悪くなることも大きな原因の一つです。
新陳代謝が悪くなると、太りやすくなりますので、体重が増加してしまう恐れがあります。
よって、痛み止めを常用して代謝が悪くなることも、高血圧改善を遠のかせてしまうということに繋がってしまいます。
膝が痛い⇒痛み止め⇒活性酸素⇒新陳代謝の低下⇒太りやすくなる⇒より膝に負担⇒体重増⇒高血圧にも悪影響
こういう悪循環から逃れられなくなっている方も多いようです。
中には、痛みに耐えられないから手術する人もいらっしゃいます。
何も打つ手がないのでしょうがないと思われているようです。
特に膝の前の方が痛い人が多い
高血圧やメタボの方で膝の前の方が痛くて、正座ができないと言われる方が多いです。
その方々に伺ってみると、多くの方は胃の疲れている方が多いです。
「胃が丈夫でついつい食べすぐてしまって」という方もいらっしゃいます。
「胃がもともと弱くて」という方もいらっしゃいます。
どちらのタイプの方も胃に負担がかかっています。
- よく噛む(一口食べたら30回)
- 腹八分
これから始めてみましょう。
冷たいものの摂り過ぎなどにも気を付けて、胃を疲れさせないことが大事です。
歩かなくても、椅子に座って、膝のところを円を書くようにマッサージしてみましょう。
これらに気を付けて膝の痛いのがよくなったら、胃に負担をかける痛み止めを飲まなくてもよくなります。
膝の痛みがよくなるということは、そこの流れが良くなり、新陳代謝も良くなるということです。
結果として高血圧にも良い効果をもたらすことでしょう。
最後に
糖尿病や高血圧など生活習慣病を予防する為の、健康講演の時に、「膝や腰の痛い方はいらっしゃいませんか。」と質問することがあります。
そうするとたくさんの方が手を上げられます。
その時は、講演の前にまず膝や腰の痛みを取りましょう。
と楽になるようにマッサージなどさせていただきます。
父が治療の勉強をしていたので、小さい時から背骨を調整したり、内臓の働きをよくする施術を見て育ちました。
「楽になりました!」
と目を丸くして喜んでくださいます。
そこから改善していくことが重要です。
五臓六腑を中心に関係しているのです。
健診数値を良くする為に、お話を聞いていただくだけではなく、膝や腰の痛いところは先に治してしまうということが私のやり方です。
膝や腰の痛い方は、それぞれの疲れている内臓に合わせて、自分でできる簡単な体操があります。
膝に水が溜まっている方も、自分で水が溜まらないようにすることも可能です。
まず糖尿病高血圧など生活習慣病の気になる方は、そこから始めることがとても重要です。
そうすると、健診数値にも効率よく影響してきます。
膝が痛い時は膝だけ、高血圧の時は血圧のことだけ意識していませんか。
気を見て、森を見ず!になっていませんか。
私達の身体は連携して働いています。
五臓六腑を中心に、健診数値と膝、腰や肩の痛みまで、全部関連しているのです。
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