ストレスが原因で血圧が上がっていませんか。
仕事の量が多かったり、人間関係で疲れていたり、慣れないことをしていたり、、、
そのような時は気分転換したいものですね。
気軽に取り組めてお勧めなのが入浴です。
入浴と言っても、
- 温泉に行く
- 銭湯に行く
- 自宅で入る
というようにいくつか選択肢があります。
温泉など場所を移動することも気分転換になります。
ですがそのような時間が取れないことがストレスになっていることもあるでしょう。
その時の状況に合わせて、上手に入浴を取り入れる方法をお伝えいたします。
お風呂の歴史
お風呂の起源を辿ってみると、メソポタミア文明(紀元前4000年)ごろ、祓い清めの沐浴の為に浴室が作られたと言われています。
また、仏教の教えでは「お風呂に入ることは七病を除き、七福が得られる」と説かれていました。
寺院では、浴堂が「身体を洗い清める」という意味で備えられるようになりました。
そして浴堂のない庶民にも入浴が施されるようになり、お風呂に入る習慣が始まったとされています。
お風呂に入ることの効果
おもに3つの効果があります。
温熱効果
お湯につかると身体は温まります。
温まることによって、血管が広がり、血液循環が良くなります。
血液循環が良くなると、細胞の隅々まで、栄養や酸素を届けやすくなります。
そして毒素老廃物を除去し、血液が綺麗になっていきます。
またからだの凝りがほぐれ疲れが取れます。
お湯に浸かると身体は温まります。
水圧効果
お風呂では水圧を受けます。
お風呂に入っている時は、ウエストが3~6cm細くなると言われています。
ですが、お風呂から上がると、元に戻ってしまいます。
このお風呂に入っている時の水圧で末端の血液がボ度され、血行が良くなります。
浮力効果
浮力の作用で身体が軽くなります。
よって、膝など痛い方でも、お風呂の中では動かすことができます。
心も緊張が摂れて軽くなってきます。
温泉に行ってストレス解消
温泉に行くだけで効果があります。
転地効果
いつもと違う環境に行くということで、五感が刺激を受けます。
そうすると脳が活性化され脳内物質が分泌されます。
また、ホルモンバランスや自律神経の働きも良くなります。
そして、森林浴をするとフィトンチッド、海のそばですとマイナスイオンが多く、自然のエネルギーを頂くことができます。
そして、温泉の出るところは、地下の深いところから、マグマが噴き出ています。
自然と、吸い込む空気にも、その微量の成分が含まれています。
よって、温泉に入る前から、その土地に行くというだけで、その温泉地の効果を頂くことができるのです。
ですから、温泉地に行ったら、温泉に入るだけではなく、そのあたりを気持ちよくウォーキングすることもお勧めです。
治療効果のある成分
中に入っている成分によって、硫黄、炭酸ガス、食塩、重曹、放射線(無害)など11種類の泉質に分けられています。
この成分にはそれぞれ効果があることが化学的に研究されています。
生活習慣病に効果がある
温泉は血圧を下げたり、コレステロールを下げたり、減量したりと生活習慣病に良い効果があることが研究されています。
銭湯でストレス解消
温泉に行きたくても、仕事や様々な予定から、すぐに行くことが難しい時も多いです。
その時は、気軽に行ける銭湯がお勧めです。
銭湯の準備をして、近くでしたら歩いて行っても良いでしょう。
いつもと違う道を歩くことで、これも気分転換になります。
そして、近所の人でしたら、良く通っていると、お話をできるようなお友だちもできるかもしれません。
会社やいつもの仲間と違う人とお話しすることもストレス解消になることでしょう。
何気ない、会話(最近の天気、趣味、好きなことなど)をして、コミュニケーションをとってみることも、いつもと違う脳を使うことになり、気分転換になります。
広い浴槽がリラクス効果を高めます。
大げさな準備をしなくても行けるのが銭湯の良いところです。
身体も温まり、新陳代謝も良くなり、気軽に通うことも可能です。
自宅のお風呂でストレス解消
銭湯や温泉のように広いとリラックス効果も大きいです。
ですが、自宅だと銭湯や温泉のような広さを期待することは無理ですが、すぐ入ることができます。
そして、自由に声を出したり、歌ったりも可能です。
お風呂では、疲れや悩み事も「ふー」と吐きだしてみましょう。
とてもスッキリします。
また、自宅だと好きなハーブなどの浴剤をいれて香りでリラックスを楽しむこともできます。
お風呂に入る時の注意点
熱いお湯にパット入ってすぐに出ると、交感神経が高ぶってしまいます。
少しぬるめに、のほほんと気持ちよく、10~15分位浸かってみましょう。
肩が冷える時は、肩にタオルをかけておくことも大事です。
首まで入ると苦しくなる方は、半身浴がお勧めです。(みぞおちから下を温める)
寒い時は、更衣室も温めておきましょう。
それぞれ体質があるので、自分に気持ちのよい温度を見つけましょう。
最後に
日本人はお風呂が好きです。
温かいお湯に包まれていると、気持ちも癒されます。
嫌なことがあって、胸につかえていることも「いい湯だなあ」と言いながら吐き出すことができます。
温泉に行くほど時間がなければ、近くの銭湯に行ってみましょう。
銭湯と言っても、お風呂の種類が何種類もあるところがあります。
からだに優しい、炭酸塩のお風呂があったり、泡ぶろもあったり、白いお風呂もあったりといろいろ楽しめます。
血圧が高くなるストレスは日常生活の中から生まれてくることが多いです。
気軽に自宅のお風呂や銭湯で、そして時には、ゆっくり温泉と言うように、自分の時間に合わせて上手にお風呂を利用してみることをお勧めします。
気分転換ができ、血流も良くなってくると、高血圧にも良い効果が出てくることでしょう。
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