3月13日の読売新聞に、東日本大震災後を調査した結果「治療の遅れ」「病院の停電や断水」「医薬品不足」など今後の医療体制における、課題となることが出ていました。
停電によって、人口呼吸器が停止したり、人工透析は1回に120リットルの水を必要とする為、断水の時などを想定して医療体制を考えたり、多くの備えが必要であることが伝わってきました。
記事を読んだ後、多くの方はこう考えるのではないでしょうか。
「治療が遅れないように、そのような事態でも治療してもらえる体制にしてもらわなければ。」
「病院の停電や断水をできるだけ早く復興してもらうために、設備など充実してもらわなければ。」
「自分の飲んでる薬が手に入らなかったらどうしよう。備蓄してもらわなければ。」
これらは、ほとんど専門家に任せるしかありません。
では、私達は、これらの守りの医療体制を期待するしかないのでしょうか。
これらを守りの体制とするならば、それぞれ自分でできる、攻めの体制作りはないでしょうか。
今からできる攻めの体制づくりは個人の健康管理
もし、また大きな災害が起こってしまった時、なるべくお薬に頼ってない自分でありたいものです。
治療をしていたり、入院をしていたら、上記の医療体制を願うしかありません。
今の時点で、将来、治療や入院の可能性が高いと思われたら、今から、その日に困らないように健康管理に努めましょう。
現実の積み重ねが未来の健康状態を変えることができます。
次の中で当てはまりそうなことはいくつありますか。
内科関係で最近お薬を飲み始めたばかり
最近お薬を飲み始めた方の中には、血圧や血糖値が高めで、そろそろお薬を飲んだ方が良いのではないかと言われていて飲み始めた方、健診の数値で今すぐに飲んだ方が良いと言われた方というように、様々の方がいらっしゃることと思います。
生活習慣病で長い間数値が高めだった方
血圧や血糖値が高めの方は、はじめに1、2か月いろいろ運動や食事に気を付けてもダメだったら、薬を飲むという事が基本的な考え方です。
少し高めの時は運動や食事で良くなることが多いです。とお医者さんも言われています。
「バランスの良い食事をしましょう。」
「塩分を控えましょう。」
これらでは良くならなかった。
その他何をしたらよいかわからない。
このような状態で、ズルズルと日々を過ごしてきた人もいることでしょう。
中には生活習慣の改善が面倒くさいからと言って、お薬に頼ってしまう人もいらっしゃるかもしれません。
生活習慣を見直さず、お薬だけで数値を下げていると、調子の悪い時があれば、またお薬が増えてしまいかねません。
このような方は、次もし災害が生じてしまった時までに、1種類だったのに、数種類というように増えてしまっている可能性があります。
今がチャンスです。
まだ飲み始めたばかりです!
このまま、次に生じてしまうかもしれない災害まで飲み続けていたり、もっと増えてしまうかは、今の取り組み方によって違ってきます。
身体の調子が悪くて今すぐに飲み始めなさいと言われた方
お薬も必要な時はあります。
調子が悪くて病院に行ったら、思っていたより重症で、早急に飲む必要があったのかもしれません。
どのような状況でも、早く良くなってお薬を飲まなくても良い自分をイメージしながら、お薬を飲み始めることが大切です。
血圧のお薬も、よく一生飲まなければならないと思っている人もいるようです。
もしそうであれば、最初にお薬が出される時は、医師も患者も相当慎重にならなければならないはずです。
ですが、割と気軽に出されますね。
やむを得ず、お薬を飲まなければならない時は、一時的に薬の力を借りたとしても、そこから回復させ、本来の力を発揮できるようにする為に、どういう方法をこれからとっていったらよいか、始めに医師に聞いてみましょう。
はじめが肝腎ですね!
内科関係のお薬をすでにたくさん飲んでいる
たくさんのお薬を飲みながら、健康管理に気を付けている人もいます。
また、自分の何でるお薬がたくさんあっても、どのようなものなのかあまり理解もせず、健康管理もせず飲んでいる方もいらっしゃいます。
今飲んでいるお薬がどういうお薬であるのか、しっかり知って飲むことが大切です。
自分が飲んでいるお薬は説明できるように、わからない時は聞くようにしましょう。
今たくさん飲んでいる方は、症状が進んで、災害時に多くの薬が手放せないという事にならないように、また、お薬だけでは間に合わず、その時入院していることのないようにイメージしながら対策を考えましょう。
どうせと諦めるのと、こうなりたいと思って暮らすのでは、未来が違ってきます。
なるべくこれ以上お薬が増えないよう、自己管理が大切です。
ですがそのように思っはいても、入院をしなければならない時もあるでしょう。
その時は、がっかりしないで、入院をしながらより良い方向を考えるとよいです。
入院をしながら、動けなくてもできることはないだろうか。
入院をしながらでも、心の持ち方で回復力も違ってきます。
その時その時を一生懸命生きることが大切です。
生きている人達が、どんな状況でも、良くなることを目指して生きることが、震災で亡くなられた方々の供養になるのではないでしょうか。
外科関係に通っている
災害時に足腰が痛かったり、手術していたり、自ら移動できないことは、とてもストレスになります。
現在思わしくない方は、痛いところの繊細な動きや使い方が正しいか、考えながら取り組むことが大切です。
痛み止めを飲んだり湿布をしている(スポーツや仕事で慢性的になっている人)
スポーツや仕事で痛めている人は、そのやり方や、姿勢を見直すことが大切です。
畑仕事や介護などで、腰を痛めてしまう人も多いことでしょう。
痛い時のやり方を鏡で映してみたことはありますか
鏡を見ながら、痛くない姿勢はどういう姿勢か、研究してみましょう。
内臓の疲れもその姿勢を表しています。
痛くないやり方が、素晴らしいトレーニングとなります。
今、筋トレや、治療をしても良くならない人は、別のやり方を研究することが大切です。
痛くない、正しい身体のポジションがあるはずです。
慢性的になり、入院して手術という事にならないように、自分でゆっくり行いながら確認しましょう。
杖をつかないと歩けなくなってきた。(少しずつ足腰が弱ってきた)
この時も、内臓の疲れが影響していることが多いです。
いろんなお薬を痛み止めと一緒に飲んでいることもあります。
病院や治療院に通っているけれども、なかなか良くならない人もいるかもしれません。
また痛いので、外は歩けないし、筋トレはできないからと、諦めてしまっている人もいるかもしれません。
座ってもできることがあります。
病院の待合室で待っているときもできることはたくさんあります。
待合室で、一生懸命さすったり、ツボをもんだりしているうちに症状が緩和された方もいらっしゃいます。
よくさすって、血液循環が良くなったのでしょう。
うなじを伸ばして、姿勢を良くすることを意識すると、膝や腰への負担も軽くなります。
自動車とぶつかりそうになったり、些細なことでけがをする
少しあわてやすかったり、落ち着きがないという事はありませんか。
災害の時に、交通事故や、ケガで入院していることのないように、普段から直観力や判断力を高めることに取り組みましょう。
お腹に力を入れて、肩の力を抜いて歩く。
そしてうなじを伸ばして歩くと、周りの見通しも良くなります。
交感神経が高ぶり、肩で呼吸をしているようであれば、時々腹式呼吸をする。
お腹から声を出すことも良いでしょう。
最後に
災害は来ないに越したことはありません。
ですが、人類の歴史を見てもこれはどうすることもできないことです。
医療体制が心配、と不安だけを募らせるのではなく、今自分でできることがあります。
私は、20年に渡って、生活習慣病の改善の講演や個別カウンセリングをしてきました。
ただ何となく飲み続けていた方、やり方がよくわからなくて放置していたという方も多いです。
一般に言われていることでダメだったから、すぐにお薬を飲む、
そしてそのまま一生飲んでいる人が多いことは残念です。
病気に合わせるのではなく、その人に合わせて取り組む。
少しの知恵を加えると、症状がぐっと変わってきます。
また、運動面ではエアロビクスのインストラクターからスタートしましたが、今は武道を取り入れた身体の使い方を指導しています。
外科的なことも、マッサージや湿布だけに頼っている方は、なかなか改善しません。
また、たくさん歩かなければいけない。
筋トレしなければいけない。
やり方の間違いで、痛めている方もいらっしゃいます。
ですが、繊細な自分の動きを観察しながら、どの姿勢の時痛いかなど、自分の声を聴きながら行うと、もう治らないだろう、と思っていた不調がその場で改善していくこともあります。
そして、宮本武蔵など武道の達人は、感性を磨くという事を説いています。
災害の起こった日はなぜかいつもと違う道を選択していた。
直観力、判断力を高める、そのような身体の作り方があります。
心と身体を高めておく。
その為の健康管理は今からすぐできます。
その積み重ねが、災害時にも対応できるからだ作りに繋がってきます。
専門家の方々の研究により、医療体制が整って、そして自分の健康管理もできていると安心ですね。
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