コレステロールが高いので内科に通っています。
膝が痛いので、整形で痛みどめをもらってきました。
コレステロールが高くて、膝も痛い時は、多くの方は別々に治療を考えるようです。
この二つ、全く関係がないと言えるでしょうか。
血液は全身を流れています。
背骨からはいろんな神経が出ていて、一か所が歪むと、他にも歪みが生じます。
そのように、身体のそれぞれの部分で起こっていることも、原因がバラバラではないのです
多くの方は、出ている症状を早く抑えてほしいと考えます。
これを対症療法と言います。
それに対して、根本的な治療を原因療法とも言います。
また、同じようにコレステロールが高い人がいても、漢方医学では体質や症状が違うと別のタイプだと考えます。
コレステロールが高くて、膝が痛い時、膝は整形外科に行って、痛みどめをもらう人も多いことでしょう。
ですがその原因が、例えば食べ過ぎなどで膝に出ていたとします。
その場合、痛みどめで止める前に食べ過ぎを改めなければ根本解決になりません。
そうすると、膝の痛みを解決しながら、コレステロールにも良い影響を及ぼすことも十分に考えられます。
いろんな症状はバラバラに起こっているのではなく、関係があります。
また、数値で見ないとわから内容なコレステロールと違って、膝の痛みは良くなってきたことも自分ですぐわかります。
膝の痛みなどをすぐにわかるところから、原因療法をしていくことが、結果として数値で見ないとわからないようなコレステロールなどの数値の改善にも繋がっていきます。
身体はチームで連携プレイをしているようなものです。
チームの弱いところを立て直していくことがチーム全体を強くします。