お薬

血圧の薬にも副作用あり!肝臓などの定期的な検査が必要

    昔に比べて、多くの方が血圧のお薬を飲んでいらっしゃいます。
    そのお薬が、どんな働きをしているかご存知でしょうか。

    もしかしたら、みんなが飲んでいるから安心と思って、自分が飲んでいるお薬をきちんと理解しないで飲んでいる方もいらっしゃるかもしれません。

    お薬の説明を受けたけれども、よくわからなかった、理解しにくいということはあることでしょう。
    なぜなら、多くの高血圧は、原因のわからない「本態性高血圧高」だからです。

    遺伝的なこと、食事・運動・ストレスなど生活習慣からきていることが考えられていますが、原因がわからない為「本当はお薬を飲みたくないのだけれども」と不安な気持ちで飲み続けている方も多いようです。

    まずは自分の飲んでいるお薬の内容を理解することが大切です。

    作用別に分類

    よく使われているお薬には7つのタイプがあります。
    あなたはどのタイプのお薬を飲んでいますか。

    お薬と一緒に渡されるお薬の説明書をみると、どのような働きのお薬か書いてあります。
    もし、血圧を下げるお薬です、としか書いてなかったら、

    「どのタイプのお薬ですか。」と聞いてみましょう。

    • カルシウム拮抗剤
    • ACE阻害剤
    • ARB
    • レニン阻害剤
    • 利尿剤
    • α―遮断薬
    • βー遮断薬

    これらのお薬の働きは、からだの本来のどんな働きに作用するか、そこを注意して読んでください。
    この7つを、血管平滑筋に作用するものと、腎臓・副腎に作用するものと、交感神経に作用するものの3つに分けて説明致します。

    血管平滑筋の筋肉に作用する

    内臓や血管の内側にある平滑筋(自分の意思では動かすことのできない筋肉)に作用します。

    カルシウム拮抗剤

    作用

    血液は、血管平滑筋という筋肉が収縮と弛緩を繰り返して、酸素と栄養を全身に運びます。
    収縮をすると血圧は上がるので、高血圧の治療のために、この収縮を抑える為にカルシウム拮抗剤が使われます。

    副作用

    動悸・頭痛・ほてり感・浮腫・歯肉増生・便秘・反射性頻脈などがあります。

    禁忌(次の方には不適当です)ー心不全(慎重使用)、除脈(主に非DHP系)

    本来からだが行っていること

    下の図を見ると、これはは覚える必要はないですが、大変な化学変化がからだの中で行われているのがわかります。
    何もお願いしていないのに、一定のリズムで秩序を保って、こんなにいろんな物質が関わって働いてくれています。

    これとまったく同じ仕組みを作り出すのは困難でしょう。
    神業ともいえる、有難いからだの働きです。

    血管平滑筋細胞の中で、カルシウムイオンが関わって、血管を収縮したり弛緩してバランスを保ってくれています。
    そこに、血圧の値をコントロールするということのために、人間が開発したカルシウム拮抗剤が使われます。
    血圧の薬の副作用

    参考:「血管平滑筋の収縮・弛緩の機序と調節および主な薬物」ー東邦大学メディアネットセンター

    腎臓の働きに作用する

    腎臓と血圧は関係が深く、多くの種類のお薬があります。

    ACE阻害剤

    アンジオテンシン変換酵素阻害剤。
    アンジオテンシンⅡは血管が収縮して、血圧上昇に繋がる為、アンジオテンシンⅠからⅡに変わらないように、その時に働くアンジオテンシン変換酵素を阻害する降圧剤である。

    副作用

    空咳・高カリウム血症・血管神経性浮腫などがあります。

    禁忌(次の方には不適当です) 妊婦・高カリウム血症・両側性腎動脈狭窄・重症肝障害(慎重使用)・体液量減少(慎重使用)・高度のNa欠乏(慎重使用)・血管神経性浮腫(にACE阻害剤)

    ARB

    アンジオテンシンⅡ受容体拮抗薬
    血圧を上げる作用のある、アンジオテンシンⅡそのものに作用して、血管収縮や血液量増加を防ぎます。

    副作用

    高カリウム血症

    禁忌(次の方には不適当です) 妊婦・高カリウム血症・両側性腎動脈狭窄・重症肝障害(慎重使用)・体液量減少(慎重使用)・高度のNa欠乏(慎重使用)・血管神経性浮腫(にACE阻害剤)

    レニン阻害剤

    レニンというホルモンは、腎臓の循環血液量が減少すると、それを増やすために、アンジオテンシノーゲンからアンジオテンシンⅠを作ります。
    その後、血圧を上げるアンジオテンシンⅡというように進んでいきます。

    そのレニンの働きを阻害します。

    副作用

    血管浮腫・高カリウム血症・頭痛・高尿酸血症・下痢などがあります。

    禁忌(次の方には不適当です) 妊婦・シクロスポリン投与中

    本来からだがが行っていること

    なぜ、レニンが働き、アンジオテンシンⅠからⅡへとからだは進めているのかというと、その大もとは、腎臓の循環血液量が減少していることから始まっていることが図から読み取ることができます。

    腎臓の循環血液量(腎血流量)が少ないということは、血液が栄養や酸素を運ぶわけですから、腎臓に栄養や酸素を運びにくい状態になっていることが考えられます。

    その時からだはその腎血流量をあげようとして、その時にレニンが分泌され、血圧が上がるのです。
    栄養や酸素を巡らせやすいようにしようとすることが、結果として血圧を上げてしまうことにもなってしまいます。

    そこでお薬では、レニンの働きを阻害したり、血圧を上げるアンジオテンシンⅡができないような薬が作られました。

    血圧のお薬の副作用

    参考:レニン・アンギオテンシン・アルドステロン系のはたらき

    利尿剤

    からだの中に余分な水分が多いと、循環血液量も増え、それが血管に圧力を加えて、血圧が上がります。
    利尿剤は、尿を生成を促し尿量を増やし、からだの中の余分な水分を排出します。

    よってからだのむくみが取れたり、循環血液量が減るので、結果として血圧が下がります。

    副作用

    低カリウム血症・耐糖能低下・高尿酸血症・脂質異常症などがあります。

    禁忌(次の方には不適当です) 痛風(にサイアザイド系)・低カリウム血症・腎不全・妊婦(慎重使用)・耐糖能異常(慎重使用)

    交感神経に作用する

    ストレスを受けたり、緊張したりすると、交感神経が興奮します。
    高血圧の時も交感神経が興奮状態が考えられます。

    交感神経が働くときにノルアドレナリンというホルモンが分泌されます。
    そのホルモンが結合する受容体の作用を遮断するお薬です。

    α―遮断薬

    血管に作用する。
    ノルアドレナリンが血管平滑筋にあるα受容体に取り込ま、末梢血管が収縮して血圧が上がるのを防ぎます。

    副作用

    起立性低血圧(めまい・動悸・失神)

    禁忌(次の方には不適当です) 妊婦・起立性低血圧

    βー遮断薬

    心臓に作用する。

    ノルアドレナリンが心筋細胞のβー受容体に取り込まれると、血圧と脈が上がるのを防ぎます。

    副作用

    耐糖能低下・脂質異常症などがあります。

    禁忌(次の方には不適当です) ぜんそく・高度除脈・耐糖能異常(慎重使用)・閉塞性肺疾患(慎重使用)・末梢動脈疾患(慎重使用)・褐色細胞腫(慎重使用)・レイノー症状(慎重使用)

    副作用について

    飲み薬の多くは、肝臓や腎臓で代謝されて排出されます。
    ですから、どんな種類の薬でも長期連用すれば肝臓や腎臓に負担がかかることになります。

    また、肝臓や腎臓の働きが落ちてくると、スムーズに排出できず、お薬の副作用が強く出てしまうことがあります。

    そして、お薬によってそれぞれ副作用が違います。
    血圧のお薬は長期間で飲んでいる方も多く、副作用がでていないか定期的に調べることが大事です。

    お薬の説明の時に、咳が出るかもしれませんなど指示された時は、特に注意しましょう。
    そして、次のようなことで、早めに気付くことが大切です。

    • 血液検査の結果で気付くー肝機能障害、血清カリウム低下、血清尿酸上昇、白血球減少など
    • 自分のからだの症状に注意するー咳が出る、食欲がなくなる、眠くなる、だるくなる、むくみが出る、湿疹が出る、脈が遅すぎるなど

    お薬は適切に使われることが望ましいですが、人によって副作用の症状も違いますので、検査で肝臓や腎臓などからだのバランスが崩れていないか、確認しながら服用することが大切です。

    最後に

    血圧のお薬の効果を期待する半面、どうしても副作用が気になることでしょう。
    血圧のお薬が認知症にも影響するのではないかと心配している方も、いらっしゃいます。

    血圧が必要以上に下がりすぎて、脳に栄養や酸素が行きにくくなったことを心配されているのだと思います。
    副作用のダメージが大きくならない為にも、検査をしたり、自覚症状に気をつけてみましょう。

    そして、自分がどういう働きのお薬を飲んでいて、どのような副作用があるか理解をすることが大切です。
    知るということで、様々な症状に対しての対応ができ、安心感へと繋がります。

    さらに、からだの調子がよりよくなる為に、お薬を飲みながらでも自然治癒力が高まるような生活習慣を心がけましょう。

    心の持ち方から気を付けることをお勧めします。
    なぜかというと、血圧のお薬の働きを見ると、自律神経系、ホルモン系に作用しているお薬が多く、これらには心の状態が大きく影響するからです。

    心の持ち方を変えると、お薬のように血圧の値が変わっていくかもしれません。

    最近イライラしたり、忙しくて交感神経が高ぶり自律神経のバランスが崩れていることはありませんか。
    ストレスなどで副腎などに負担をかけてないでしょうか。

    悩み事があって寝不足で、腎臓の疲れが取れてないのかもしれませんね。
    もしかしたら満ち足りない心を補うために食べ過ぎているのかもしれません。

    本来の自分の心がどこかに離れていっていってしまっている時、心の持ち方を変えるとは難しいことかもしれません。
    その時は少し病気のことから離れて、

    生きがいを見つける。
    そして志を立てる。

    このことから取り組んでみましょう。
    考えることは自由です。

    自分の自由に任された生き方の結果、からだが病んでしまっているなら、
    また自由に考えて、本来の健康を取り戻すことも十分可能です。

    原因がわからないとされている本態高血圧ですが、お薬の作用や副作用を知ると共に、自分の心の状態も振り返ってみると、血圧が高くなっている重要な原因を発見できることでしょう。

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