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高血圧によいはずのグレープフルーツがお薬と併用できない訳

     

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    血圧のお薬を薬局で渡される時に、グレープフルーツと一緒に飲まないようにと説明を受けたことはありませんか。
    そういわれると、血圧のお薬を飲んでいる限りは、グレープフルーツを食べるのには躊躇してしまうことでしょう。

    グレープフルーツの好きな方には残念な話です。
    ですが、グレープフルーツそのものには、血圧を下げる成分がびっくりするほど豊富に入っています。

    よって、血圧の高い人にはお勧めのはずなのに、血圧のお薬を飲んでいると食べるのを気を付けなければならないとはどういうことでしょうか。

    グレープフルーツに入っている血圧を下げる成分にはどのようなものがあるか。
    なぜ血圧のお薬と併用できないのか。

    そしてすべての血圧のお薬がだめなのか。などお伝えいたします。
    グレープフルーツはAでもありBでもあるのです。

    グレープフルーツの学名はCitrus Paradise(シトラスパラダイス)♪

    パラダイシとは天国のこと。

    グレープフルーツの起源

    グレープフルーツはミカン科の柑橘類です。
    1750年にインド諸島で発見されました。

    ブンタンとオレンジが自然に交配されたものです。
    なぜグレープフルーツというかというと、ブドウの房のように果実ができるからです。

    学名のシトラスパラダイスの示すように、天国を想像させるような良い香りが含まれています。
    そして香りだけではなく、素晴らしい成分もたくさん含まれています。

    高血圧など生活習慣病の予防になる成分がたくさん!

    グレープフルーツの栄養素を見ると、高血圧によさそうな成分がたくさん入っています。
    私達が生きる為に欠かさないエネルギーを作る為に必要な多くのビタミンB群も入っています。

    疲労回復の手助けをするクエン酸の他、次のようにすごい成分がたくさん入っています。

    ビタミンC

    グレープフルーツには抗酸化作用のあるビタミンC-が豊富に含まれています。
    国の基準では15歳以上、男女とも一日100mg以上と言われています。

    グレープフルーツは半分食べただけで100mgになります。
    これだけで、一日に必要なビタミンCを補うことができるのです。

    ビタミンC-の錠剤を飲むより、とても美味しくて香りも良いです。
    そして身体が錆びないように「抗酸化作用」を期待できます。

    お肌などのアンチエイジング効果だけではなく、血管も若返らせ、高血圧の時に心配な脳梗塞や心筋梗塞などの予防になります。

    リモネン

    果皮に多く含まれます。
    血行促進や脂肪分解酵素リパーゼが分泌され、脂肪の燃焼を良くします。

    ビタミン類の働きを強め、細胞を活性化します。
    肌が丈夫になったり、風邪をひきにくくなったり、免疫力がアップします。

    ナリンギン

    苦みの成分で果皮に多く含まれます。
    ポリフェノールの一種です。

    抗酸化作用の他、食欲抑制作用や脂肪の分解を促進する作用があります。
    高血圧で、油っぽいものや食べ過ぎる人には嬉しい成分です。

    ヌートカトン

    果皮に含まれる香りの成分です。
    脂肪を燃焼を良くするUCPというたんぱく質が産生されます。

    中性脂肪が合成されにくくなり、動脈硬化の予防も期待できます。
    香りをかぐだけで食欲を抑えられます。

    カリウム

    カリウムは過剰なナトリウムを排出してくれる働きがあります。
    高血圧の時には、積極的に摂りたい栄養素の1つです。

    イノシトール

    脂肪をえねんるぎーに変えて代謝を促進したり、肝臓に脂肪がたまるのを防いでくれます。
    コレステロールをコントロールしてくれます。

    細胞膜を作っている物質でもあり、神経や脳の働きを良くすることも期待されています。

    グレープフルーツと合わない降圧剤とは

    こんなに身体によくて、血圧の高い方には、積極的に摂っていただきたいグレープフルーツですが、一緒にとってはいけない降圧剤があるのです。

    カルシウム拮抗剤とは一緒に飲んではいけない

    血圧のお薬を飲む時はすべて、グレープフルーツがダメではないです。
    気を付けなければならないのは、カルシウム拮抗剤のお薬です。

    お薬は作用した後、分解され代謝されます。
    カルシウム拮抗薬は「CYP3A4酵素」によって分解代謝されます。

    ですが、グレープフルーツには、この酵素を阻害する成分が含まれています。
    そうすると、カルシウム拮抗剤の作用である「血管を拡張する作用」が強く出過ぎてしまうからです。

    強く出過ぎると、顔がほてったり、潮紅したり、頭痛や動悸(ドキドキ感)、めまいなどが生じてしまう場合があります。
    また重い副作用が出てしまうこともまれにあります。

    食品の成分と薬の成分の違い

    グレープフルーツのところでも紹介したように、自然のものには、いろんな種類の成分が入っています。
    それで、自然とバランスがとられて、ある成分の働きだけが強く出ないようになっています。

    例えば、学校でクラスの中を見渡すと、いろんな人がいて調和をとっています。
    なんとなくそのクラスの特徴はありますが、一人だけでは教室は成り立ちません。

    それに対して、人間が合成して作った成分は、作用を重視して単独の成分だけで成り立っています。
    クラスに一人しか生徒がいないのです。

    ですから、その一人の特徴がすべてとなります。
    多くの生徒がいれば、誰かが怒っていたとしたら、「まあまあ」となだめる人もいるでしょう。

    ですが、一人だけでは調和をとる人がいないのです。
    ですから、お薬の方に合わせてあげなければなりません。

    グレープフルーツを食べたい方は先生に相談してみたらどうでしょう

    血圧のお薬はいろいろあります。
    そして、血圧の多くは原因のわからない、本態性高血圧です。

    ですから、絶対カルシウム拮抗剤でなけれいけない、という理由もないのです。
    グレープフルーツには高血圧や身体の為になる成分がたくさん入っています。

    カルシウム拮抗剤とは一緒に飲めませんが、別の方法もあることでしょう。
    まずは、食べ物や運動から一生懸命取り組んでみましょう。と指導されるかもしれません。

    最後に

    物事にはAでもありBでもあるということがしばしば生じます。

    グレープフルーツは高血圧に良くもあるし、ですが食べられない時もある。
    カルシウム拮抗剤を飲んでいると一緒にはとることができない。

    身体は結果として、高血圧を改善して健康で幸せになりたい!
    そう望んでいることでしょう。

     

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