関節痛

膝の手術で痛みを抑える前に治す力はもうないのか確認しよう

     

    膝の手術を勧められたが、今、行って良いのだろうか?
    と悩む方も多いことでしょう。

    ひざの手術をする時は大きく2つのケースが考えられます。
    一つは、運動や事故などで靱帯断裂といったようなケガなどによる急性的な症状の時。

    そして、もう一つは加齢や歩き方等で、膝に偏った力が入ることなどによる慢性的な症状の時です。
    この一つ目の運動や事故などの時は、早急に手術をしなければならない時もあることでしょう。

    今回は、加齢や長年の膝への負担によって、手術をしたほうがよいかどうかと悩んでいる方、もう一度今まで行ってきたことを確認してみましょう。

    まだ取り組んでないことがあるかもしれません。

    膝痛をすぐ痛みどめて止めていませんか?

    多くの人は、痛いと辛いので、すぐ痛みどめで抑えてしまいがちです。
    もし工場で、機械が変な音を出していたらどうでしょう。

    うるさいと思って、その音がでないように、線を切ってしまうと音が聞こえなくなります。
    ですが、切ってしまった線は働かなくなってしまうということですから、どこかに支障が生じることでしょう。

    同じように、痛いからと言って、痛みどめですぐ抑えてしまうのは、根本解決にはなりません。
    逆に原因が分からなくなってしまい、悪い方向に進んでしまうこともあります。

    また、薬には副作用がありますので、痛みは止まったが、胃が痛くなってしまった。
    痛みは止まったが、腎機能が落ちてしまった、などと、思いもよらない症状が増えていくこともあります。

    中には痛み止めを飲んでいるうちに良くなったという人もいます。
    痛いということに意識が行ってしまって、体力も消耗されていく。

    痛みをと止めて、ゆっくり休んでいる間に、自然治癒力で治ったという場合です。

    二足歩行を理解していますか?

    二足歩行になったことから、膝痛も増えたことが考えられます。
    4つ足の動物と違って、2足動物の時は、地面との足の接し方、骨盤の捻じれなどが膝に影響するからです。

    足の接し方はどうだろう。
    骨盤がゆがんでないだろうか?

    足の裏がしっかりついて安定しているということは、大地とも対話ができることを物語っています。
    私達は自然の一員で、自然に背いて生きていくことはできません。

    近代化と言っても、自然に背くことは、間違っているということはこのことからも理解できると思います。
    ですから、大地を蹴るということばかりに意識をおいた歩き方は、足や膝を痛めてしまうことになります。

    膝の上に上体が素直に乗って移動しているでしょうか。
    例えば荷物を置く台があったとしましょう。

    その台の上の片方だけに重い荷物を置くと上の荷物が崩れてしまったり、荷台にも負担がかかってしまいます。
    私達も片方だけに体重が載って、右の方だけが下がっていたとしましょう。

    そうすると、腰、膝と言うように影響が出てしまいます。
    上体が崩れた上、頭が載っていたら、今度は頭にも影響を及ぼしかねません。

    脳血流が悪くなったり、その結果頭痛がしたり、忘れやすくなったり、脳の働きも悪くなっていくことでしょう。
    膝が痛いということはこのように、内臓や、脳の方まで影響を及ぼしてしまいます。

    逆に内臓が疲れているから膝に来るということも考えられます。

    最後に

    薬科大学を卒業してすぐの頃、朝と夜はエアロビクスのインストラクターをして、日中は薬局でアルバイトをしていたことがありました。

    朝と夜、スポーツクラブに通うお客さんと、薬局に来る患者さんで同じくらいの年齢なのに、どうしてこんなに違うのだろうかと疑問に思いました。

    膝が痛くてお薬を待っている患者さんもいらっしゃいますが、膝が痛くてもスポーツクラブ来るお客さんもいらっしゃるのです。

    薬局でいつも同じお薬を待っている患者さんにお話を聞いてみると、
    「ずっと通っているけれども良くならない。注射をしてもらう為に来ている。」

    と何かのせいにしたり、積極的に自ら治そうと努力している人が少ないように思いました。
    それに比べて、スポーツクラブに来ている方々で膝が痛い方は、何とか良くならないかと模索していました。

    今はエアロビクスのインストラクターはしていません。
    武道を学んでいます。

    武道の極意は、余計な動作ではなく、単発の動きにすべてが注がれていくような身体の使い方をします。
    無駄がなく、からだにも負担がかからない動きです。

    よって、筋肉を鍛えるという前に、正しいからだの使い方が要求されます。
    少しの、最終的には本人にしかわからない、からだの加減があります。

    ですからお稽古が必要になります。
    そのお稽古も、日常生活の中で行うことが大事で、回数を多く行えばよいという訳ではありません。

    生活していて、膝が痛いという動きの中に修正個所がたくさんあるのです。
    それを身体の声を聴くというのでしょう。

    最高の良い加減を知っているのは自分です。
    そのよい加減を自分で十分に観察した結果、手術を選択することは納得がいきます。

    ですが、今、手術した方がよいのだろうか、どうだろうか。
    と思っている時は、自分でもそうしようと、まだ心の底から納得できてない時です。

    膝の手術で痛みを抑える前に、もう一度確認してみましょう。
    薬やマッサージなどで一時的に痛みがやわらいでも、またすぐに戻ってしまいませんか。

    その時は、その薬やマッサージではそこまでが限界なのかもしれません。
    内臓の働きからくるということも考えてみたでしょうか。

    膝痛とメタボは、単なる体重がかかるだけではなく関係があるのです。
    歩き方もよく観察したでしょうか。

    踵からついて、手を良く振ってではなく、自分の歩き方を観察しなければなりません。
    今まで行ってきたことは、治す力を高めることにまだ繋がっていないだけかもしれません。

    自分で取り組むことに変えて、よくなっていく方々は、痛みにも意味があったということに気付かれているようです。

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