中性脂肪が増えて、脂肪を減らしたけれども、
あまり効果がないという方はいらっしゃいませんか。
中には脂肪の摂りすぎで、中性脂肪が増えている人もいます。
しかし、それ以外の食べ物でも中性脂肪は増えてしまうのです。
それは、タンパク質ですか。
そう思う方も多いかもしれません。
なぜなら、少し前まで、ダイエットもカロリー控えめと言われて、
タンパク質や脂質を摂りすぎないようにと指導されていたからです。
ですが、そのカロリー控えめの指導では、思うように糖尿病も減っていかなかったのです。
中性脂肪が高い時、
気を付けたい、タンパク質や脂肪以外の食べ物があります。
それは、糖質の摂りすぎです。
特に精製された、真っ白いごはんやパン、麺、そして、
真っ白い砂糖を使った炭水化物です。
炭水化物と、脂質は、関係ないように思われるかもしれませんが、
身体はいろんな成分を身体の中で変化させます。
炭水化物は身体の中で、糖質になってエネルギー源になります。
筋肉や肝臓にも貯えられ、必要な時にそれを燃やして使っています。
ですが、筋肉や肝臓に蓄えられないくらいたくさんになってしまうと、
今度は、内臓脂肪という形で、蓄えることになります。
これが、動脈硬化などの原因となってしまうのです。
よって、脂肪の多い食べ物を減らしても、中性脂肪が減らない方は、
炭水化物、特に精製した、真っ白いごはん、ぱん、麺、砂糖の多いものを控えてみましょう。
そして、よく噛むことによって、中性脂肪の値は減少するという報告もあります。
黒っぽい玄米のようなものを食べる時も、良く噛むことは大事です。
時代によって、考え方が変わってきています。
今までと同じ手で変わらなければ、別の手を打つ必要があります。
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